京大入試の特徴 |
■150分、6題。 ■小設問について (1)(2)…の小設問は極めて少ない。小設問がある場合「誘導設問」「独立設問」の両方の可能性があります。
■解答用紙について※2017年入試では6題中3題に小設問が設けられていました。 は冊子状になっており、各大問([1]〜[6])とも見開きB4サイズで「解答」欄と「計算用」欄が半分(B5)ずつあります。余白のページも沢山あり、解答欄が足りない場合は「続き方を明示した上で」自由に余白を利用することができます。
■出題の特徴多くの問題は、問題文が短くシンプルです。誘導が殆どないため、結論に至るまでの方針を自らの力で構成する力が強く求められて
います。
単純な計算問題は少なく、難度が低い問題であっても、各分野の基礎概念の理解が曖昧であると足元をすくわれることがよくあります。 |
効果の出ない学習法 |
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基礎力養成時の学習法 |
■各分野・単元の「用語」「記号」「表現」を正確に覚えます。教科書をしっかり読むと良いでしょう。(この点に関しては,問題集では不十分) ■計算練習をしっかりしましょう。単に「出来る」では不十分です。1「早さ」、2「その上での正確さ」、3「あわよくば早業」を極めるべく、試行 錯誤&反復トレーニングが重要です。 |
合格点を取るための学習法 |
■「目的別」に手段を整理して覚える"バターン学習"(良いパターン学習) (上記「やってはならない学習法」に掲載した「悪いパターン学習」と比較してみてくだ さい。「パターン学習」という用語だけで拒絶していてはいけません。何をやっても結局広い意味での"パターン学習"なのですから。大事なのは「どんな」パター ン学習をする かなのです。) ■個々の問題毎に「何が問われているのか」を正しく読みとり、徹底的に分析する練習をする。(output学習の第1歩) ■上記項目の癖を付けるために問題の数をこなしていく。(この目的意識を曖昧にしたまま量をこなしていくと悪い癖がついてしまい、返って逆効果にもなりかねません) |
出題者の意図を
組み、全て解くための学習法 |
■制限時間や採点基準等は一旦無視し、とことん深く分析し、数学的な背景が感じられる場合は「根こそぎ」洗い出し確認しましょう。 ■「どの条件がどこに効いているのか」「条件を少し変えると問題がどう変化するか」を考えてみましょう。 ■類題を探し「共通部分」と「異なる部分」に分解し、比較検討してみましょう。 ■自分で関連する問題を作題してみましょう。 |